資産1000万円で複利は加速するのか?自分のデータで検証してみた話

資産形成

こんにちは! サイドFIREをめざしている べべるです。

本日は、「資産1000万円で複利は加速するのか?自分のデータで検証してみた話」

について書いていこうと思います。

「資産1000万円を超えると、複利でお金が加速する」とよく言われます。

投資界隈では定番の話ですし、資産形成を頑張っている人なら一度は耳にしたことがあるはずです。

たしかに、100万円や300万円の頃と比べれば、1000万円を超えたあとの増え方は大きく見えます。

でも実際に自分の資産推移を振り返ってみると

1000万円を超えたから自動的に複利が爆発したという単純な話ではないとも感じています。

今回は、私自身の資産推移をもとに

「資産1000万円で複利は本当に加速するのか?」を考えてみます。

私が資産1000万円を達成したのは2020年末

私が資産1000万円を達成したのは、2020年の年末でした。

当時30歳です。

前回の記事でも書いた通り、ここがひとつの区切りでした。

1000万円という数字は、資産形成を語るうえでよく最初の壁のように扱われます。

実際、達成したときはかなりうれしかったですし、ようやくスタートラインに立てたような感覚もありました。

ただ、今になって振り返ると、1000万円達成そのものが人生を大きく変えたというより、

その後の資産の増減を通して、自分の考え方が変わっていったというほうが正確です。

その後の資産推移

私の資産推移はこんな感じでした。

2021年は暗号資産がそこそこ上がって、資産は約1950万円。

2022年は暗号資産が下がった影響で、資産は約1473万円。

それでも投資信託は2020年から継続して、毎月5万円の積立を欠かさず続けていました。

2023年は暗号資産も少し上昇し、投資信託も右肩上がりで、資産は約2145万円。

そして2024年、暗号資産の暴騰が大きく効いて、資産5000万円を達成しました。

2025年は暗号資産が少し下がったものの、資産はそれでも約4790万円。

そして2026年現在は、暗号資産の下落影響もあって、資産は約4000万円ほどです。

こうして並べると、かなり激しい上下があります。

数字だけ見れば、確かに「1000万円を超えてから大きく増えた」と言えます。

ただし、その増え方の大半は、いわゆる教科書的な複利だけでは説明できません。

1000万円に到達したから複利で伸びた、とは言い切れない

資産1000万円というのは、たしかに大きな節目です。

ただ、私のケースでは、そこからの増え方は複利というより、保有資産の値動きにかなり左右されていたのが実態です。

特に暗号資産の比率が大きかったため、資産全体の増減はかなり荒いものでした。

投資信託は毎月コツコツ積み立てていたので、そこはきれいに複利が働いていたと言えます。

でも、資産全体として見ると、短期間での増減を決めていたのは、積立の複利効果だけではありませんでした。

つまり、資産1000万円を超えたら勝手にお金が増える、というよりも、

どんな資産を持っているかで、その後の伸び方はまったく違うということです。

安定的に増えるインデックス投資中心の人と値動きの大きい資産を多く持つ人では、同じ1000万円でも未来は別物です。

このあたりは、資産額の数字だけ見ていると見落としやすい部分だと思います。

ポートフォリオで資産の伸び方は全然違う

資産形成の話で大事なのは、総額だけではなく中身です。

たとえば、現金比率が高い人は、相場が荒れても資産は比較的安定します。

一方で、成長資産や暗号資産の比率が高い人は、上がるときは一気に伸びますが、下がるときもかなり大きく削られます。

私の場合は、まさにその影響をかなり受けました。

2021年は増え、2022年は減り、2024年に大きく跳ねる。

この動きは「資産1000万円の複利」だけで説明できるものではありません。

だからこそ、資産形成を考えるときは

「いくら持っているか」だけでなく、「何をどのくらい持っているか」が重要です。

ここを無視すると、資産1000万円の意味を少し勘違いしてしまうかもしれません。

1000万円はすごい数字です。

でも、同じ1000万円でも、堅実に積み上げた人と、値動きの大きい資産を中心に持っている人とでは、その後の景色がまったく違います。

家族構成やライフイベントでも、資産の伸び方は変わる

もうひとつ大きいのが、家族構成やライフイベントです。

独身のときと、結婚して子どもがいる今とでは、お金の使い方が違います。

生活費、教育費、住宅費、車の維持費、急な出費。

資産形成は、相場の上下だけではなく、こうした生活の変化にも左右されます。

たとえば、収入が増えても支出が増えれば、思ったほど資産は伸びません。

逆に、生活コストをうまく管理できれば、多少の収入変動があっても資産は積み上がっていきます。

つまり、資産形成は投資だけのゲームではないんですよね。

家族が増えれば責任も増えますし、将来のために必要なお金も変わります。

だから、単純に「1000万円を超えたから複利が効く」と言い切るのは、少し雑なのかもしれません。

本当に大事なのは、収支をコントロールすること

私が今いちばん大事だと思っているのは、資産額そのものよりも、収支の管理です。

収入があっても、支出が無計画ならお金は残りません。

逆に、収入がそこまで多くなくても、支出をコントロールできれば資産は積み上がります。

資産1000万円を達成することにはもちろん意味があります。

ただ、それ自体がゴールではありません。

本当に価値があるのは

「自分のお金の流れを把握し、コントロールできるようになること」です。

この感覚が身につくと、資産額の上下に一喜一憂しにくくなります。

相場が上がっても浮かれすぎず、下がっても慌てすぎない。

結局のところ、長く資産形成を続ける人は、ここが強いのだと思います。

言い換えると、資産1000万円は結果であって本質ではない。

本質は、その1000万円を作るまでに身につけたお金の扱い方です。

1000万円は通過点でしかない

資産1000万円を超えると、たしかに見える景色は少し変わります。

でもそれは、魔法のように資産が増えるという意味ではありません。

むしろ

どんな資産配分にしているか

どれだけ積立を継続できるか

生活費をどれだけ整えられるか

ライフイベントにどう備えるか

こうした要素のほうが、1000万円以降の資産形成には強く効いてきます。

私自身の経験では、1000万円を超えたから複利で自動的に伸びた、というより、

資産構成と相場環境の影響が大きかったというのが正直なところです。

だからこそ、1000万円を目指している人には、こう伝えたいです。

1000万円は大きな節目です。

ただし、それはゴールではなく資産形成のやり方を見直すきっかけでもあります。

まとめ

私の実体験から言えるのは

「資産1000万円を超えたら複利が加速する」というのは半分本当で、半分は違うということです。

確かに、資産が増えれば増えるほど、値上がりの影響は大きくなります。

でも実際には、ポートフォリオの中身、相場環境、家族構成、ライフイベントによって資産の伸び方は大きく変わります。

そして何より大切なのは、資産額そのものよりも

お金の流れを把握し、収支をコントロールし続けることです。

1000万円はすごい。

でも、その数字に到達するまでに身につけた習慣や考え方のほうが、よほど価値がある。

今はそう思っています。

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